13日、防災士として学ばせていただこうと菊浜学区の「防災・福祉まちあるき」にはじめて参加させていただきました。
菊浜学区では、この間、まちあるきの回を重ねられる中、防災まちづくりプランを策定し、災害時地域の集合場所プレートや路地の愛称銘板の設置、防災まちづくりマップの作成・配布などに取り組んでこられました。
まちあるきでは、防災上、心配な場所、対策が進んでいる場所などを巡ったほか、視覚障がいのある方への声かけ訓練や認知症の方が行方不明になられた時に活用されるGPSサービスの体験などもあり、もりだくさんの内容でした。
日頃、よく通る場所でも気づいていないことがたくさんあり、多くのことを学ばせていただきました。
より多くの方が防災に関心を持っていただくにはどうすればよいかと考えることがよくありますが、地域主体のこのようなお取り組みが地域の防災力を各段に向上させると強く感じました。
この間、取り組みを進めてこられた関係者の皆様に心より敬意を表します。
皆様も一度、防災の視点で何かないかと探しながら、まちなかを歩いてみられてはいかがでしょうか。
路地の愛称銘板と災害時「地域の集合場所」プレート
想定浸水深の表示
菊浜学区内には33本の路地があり、各町内でそれぞれ愛称をつけられました。災害発生箇所を路地名で伝えるなどにも活用されます。
想定浸水深の表示を京都市が各学区に1か所設置しています。
2021年11月14日
少し前になりますが、京都市肢体障害者協会の福祉研修会に会員として参加しました。
協会設立から70年以上に及ぶ長い歴史の中で、先人のご尽力により、障がい者福祉が大きく前進してきたことをあらためて学ばせていただきました。
1964年に公明党は、「大衆福祉の公明党」を掲げて結党。当時、既成政党は、「福祉なんて政治ではない」と冷淡だったといいます。対照的に公明党は、福祉政策を積極的に推進、今では、福祉こそ政治の本舞台であることに異論はないと思います。
現在、開催中のパラリンピックからも、本当に勇気をいただきます。これからも大衆福祉という結党の原点のままに障がい者福祉を含む福祉の向上に全力で取り組んでまいります。
PS 私と障がい者団体の思い出などを綴ってみます。
小学生時代は、町の障がい者スポーツ大会などに参加していました。周りにいる人は、ほとんど大人の人ばかりで、この場に僕がいていいのかなと思いながらの参加であった記憶があります。
小学生時代、忘れられないのは、町の障がい者団体の行事で、障がい者スポーツの観戦に大きな陸上競技場に行った時のこと。義足のランナーが走る姿に感動、義足が外れて衝撃を受けたことを覚えています。力強いアスリートの姿を瞼に焼き付けるようにと母が連れて行ってくれたのだと思います。今思えば、その大会は、全国身体障害者スポーツ大会か、関連行事だったのかもしれません。
社会人となり、京田辺市役所では、長年、障がい者福祉を担当することとなりました。障がい者団体の皆さんのスポーツ大会、旅行、様々な行事の企画や随行の中で、障がい者の皆様とも交流を深め、多くのことを学ばせていただきました。
2年ほど前、京都市肢体障害者協会に入会させていただきました。ようやく顔見知りの方が増えてきた頃、コロナ禍で行事が軒並み中止となりました。先日の福祉研修会は、およそ1年半ぶりの行事参加となりました。
障がい当事者として、行政で障がい者福祉を担当した者として、また、政治家の立場で障がい者福祉の向上を訴えてきた者として、人生の様々な場面で障がい者福祉に携わっています。これからも様々な経験を総動員しながら障がい者福祉の向上に取り組んでまいります。
障がい者スポーツ関係行事に随行した時の写真
2021年8月29日