下京まっすぐジャーナル第7号テキスト版

 

公明党

まっすぐ! あなたに。

まっすぐ! 未来へ。

京都市会議員 西山のぶまさ

下京まっすぐジャーナル

第7号

2018.March

京都市会議員 西山のぶまさ事務所

京都市下京区大宮通木津屋橋上る上之町417-1 ナカキンズフラット201号室 

〒600-8266

TEL:075-746-2725

FAX:075-320-2454

✉n.n.massugu24@gmail.com

 

わかりやすい版(ふりがな付き)おもて面

 

すばらしい京都をいつまでも 

だれ一人取り残さない! SDGsを進めましょう!!

 

SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは?

 今、世界にはたくさんの問題があります。戦争で苦しんでいる人や食べる物が十分なくて困っている人がいます。車の排気ガスに含まれる二酸化炭素などが原因で、地球が温かくなっています。地球が温かくなりすぎると人が住めない地域が出てきます。日本でも、地震や台風で毎年大きな被害がでています。また、人口が減り、仕事をすることができる人がだんだん少なくなります。

このままでは、私たちは今のような生活ができなくなるかもしれません。そこで、国際連合に入っている世界の193の国が話し合いました。話し合いの結果、2015年9月に、2030年を目指した17の目標を決めました。これが『SDGs』です。日本語では『持続可能な開発目標』といいます。世界のだれもがいつまでも安心して暮らせるように、世界中の国が同じ目標をもって取り組んでいます。

 

世界を変える17の目標

①貧困をなくそう

②飢餓をゼロに

③すべての人に健康と福祉を

④質の高い教育をみんなに

⑤ジェンダー(社会的な性の)平等を実現しよう

⑥安全な水とトイレを世界中に

⑦エネルギーをみんなにそしてクリーンに

⑧働きがいも経済成長も

⑨産業と技術革新の基盤をつくろう

⑩人や国の不平等をなくそう

⑪住み続けられるまちづくりを

⑫つくる責任つかう責任

⑬気候変動に具体的な対策を

⑭海の豊かさを守ろう

⑮陸の豊かさも守ろう

⑯平和と公正をすべての人に

⑰パートナーシップで目標を達成しよう

 

京都市はこれからSDGsを進めます

西山のぶまさは、2月23日、京都市会本会議で、京都市のSDGsの進め方について門川市長に質問しました。

門川市長の答え

1) 市役所全体でSDGsを進めることができるような担当をつくります。

2) 市が計画をつくるときはSDGsが進むように考えます。

3) SDGsをたくさんの人に知ってもらえるようにします。

4) 市民やいろんな団体と協力してSDGsを進めます。

 

SDGsは、たとえばこんなこと

「エシカル消費」という言葉があります。環境や社会にやさしい物を選んで買うことを指します(SDGs12など)。

エシカル消費は、いろんなSDGsに関わります。私たち一人一人にできることから始めることで、SDGsを進めることができます。

・地元でつくられた野菜を買えば、運ぶ距離が短いので、環境にやさしいです(SDGs13など)。

・こどもの労働をなくすことを目指してつくられた物(フェアトレード商品)を買うことでこどもの労働が減ります(SDGs8など)。

・味は同じでも形がふぞろいな食べ物は捨てられることがあります。この食べ物を売り買いすれば、食べることができるのに捨てられる食べ物を減らすことができます(SDGs12など)。

 

 

下京まっすぐジャーナル第7号の表面は、漢字にふりがなをふり、わかりやすい表現にこころがけた「わかりやすい版」としてつくりました。

 

 

まっすぐ! あなたに ~西山のぶまさの日々の活動から~

 

昨年、「防災」や「障がいのある方への情報提供」に関連したアンケートを実施した結果の一部を報告します。

ご回答いただいた皆様ありがとうございました。詳しい結果は、西山のぶまさのホームページに掲載しています。

 

防災について

 防災訓練への参加状況を問う質問には、42.4%の人が「ほとんど参加したことがない(参加したことがない)」と回答。また、避難情報の名称の一部が変わったことについて「知っている」と答えた人は29.6%でした。万一の災害のことを思うと、少し不安な結果と言えます。今後、一人でも多くの皆様に防災への意識をさらに喚起していける取り組みを工夫してまいりたいと思います。

昨年10月に台風21号が接近した際には、下京区内に初の「避難勧告」等が七条学区、七条第三学区、西大路学区で発令されました。皆様から不安の声をいただいたことから、西山のぶまさは防災セミナーを開催。避難勧告等が発令された時の対応について話しました。

 

障がいのある方への情報提供について

 障害者差別解消法に関する質問では、法律の内容を「知っていた」と回答した人は32%。本ジャーナル表面の「わかりやすい版」のような取り組みを市が進めるべきかどうかについては、85.6%の人が「ぜひ進めるべき(どちらかといえば進めるべき)」と答えました。

西山のぶまさは、「わかりやすい版」について市会で質問を重ね、現在策定中の「京都市障害者施策推進計画」(はぐくみ支え合うまち・京都ほほえみプラン)において、「わかりやすい版」が作成されることになりました。また、わかりやすい情報提供に向けて、市職員向けマニュアルも作成されることになっています。

 

 

民泊対策の充実を

 下京区では、いわゆる民泊が急増し、地域の皆様から不安の声も多く寄せられています。西山のぶまさは、民泊ルールの整備に加えて、地域コミュニティで大切な役割を担う町内会への支援を充実する必要性を市会で訴えてきました。

その結果、地域住民を支援する専門アドバイザーの派遣が新たに開始され、自治会・町内会向けのリーフレットも作成される予定となりました。

 

 

まっすぐ!未来へ ~西山のぶまさ議員からのメッセージ~

 

「SDGs」の言葉を最近よく目にするようになりました。取り組みを進める企業も増えています。私たち公明党は、SDGsの推進に全力を挙げています。その大きな理由の一つは、SDGsの前文に掲げられている「誰一人取り残さない」という理念が、まさに公明党が長年掲げてきた生命・生存・生活を最大限に尊重する「人間主義の理念」と合致するからです。

私は、右手に障がいを抱え生まれてきました。学生時代は、有志とともに平和・人権・環境などをテーマに展示会を企画したことがあります。社会人となり府内の自治体職員として働いた時期には、市の「非核平和都市宣言」の起草に携わらせていただきましたし、障がい者福祉も長く担当させていただきました。地域の自治会では、消防団員もやりました。

こうした経験は日常生活の中で経験したものばかりで、何か特別なものでは決してありません。しかし、その一つ一つが、実はSDGsの掲げる理念に通じるものばかりであることに気づかされます。改めて振り返ると、「自分はSDGsと繋がりの深い人生を歩んできたんだなあ」と感慨深いものを感じ、ひときわ強い思いを持って、SDGsの推進に取り組もうと決意しています。

特に今私が最も力を入れているのが、誰にもわかりやすい情報提供の充実です。これはSDGsで言えば、10番目「人や国の不平等をなくそう」に関連していると言えます。ですから、私にとって最も推進したいSDGs、いわば「マイSDGs」となっています。

未来の子どもたちに、この素晴らしい京都を残すためにも、SDGsの目標を何としても達成しなければなりません。しかし、その努力は、日常生活から離れた何か特別なことでは、きっとありません。身近な小さな一歩を、何か一つ「自分はこれに挑戦しよう」という「マイSDGs」を決め、取り組んでいくことから始まるのではないでしょうか。

市会議員は、SDGsの先頭を走る使命があると自覚しています。西山のぶまさは新たな決意で、まずはあと1年余りとなった任期を全力で走り抜いてまいります。

 

 

下京まっすぐジャーナル第7号は、印刷版のほかに、点字版、裏面のわかりやすい版も作成しています。

それらを利用したいと希望される方は、西山のぶまさ事務所までご連絡ください。 

・点字版は、数に限りがあります。

・裏面のわかりやすい版は、西山のぶまさのホームページにも掲載しています。

 

 

西山のぶまさホームページ http://www.nishiyama-massugu.net/

 

 

2018年3月27日